
実は学業場面と仕事場面は似ています。
それは出席管理が厳正化された現在では、授業は「しなければいけない、避けられない時間」になっているからです。
仕事も「したいわけではなくてもしなくてはならない、避けられない場面」がたくさんあります。
また、学業も仕事も長時間・長期間の継続的な行動です。
つまり、学業場面で発揮しているポータブルスキル(学ポタ)は仕事場面でも発揮しやすいポータブルスキルであり、これをアピールすることで企業に「入社してほしい人材」と思ってもらいやすくなります。
学ポタをうまくアピールできることで就活が変わります。
「学業を頑張ったわけではない」という人にも学ポタは必ずあります。
ガクチカ・自己PRという質問が一般的になったことで、就活は「頑張ったことをアピールする」と思っている人も多いのですが、企業が知りたいのは「企業が必要としている資質(ポータブルスキル)を持っているか?」です。
つまり、頑張ったわけではなくても「楽して単位が取れる効率性」「友人・先生の力を借りられる関係構築力」なども企業が求める資質です。
履修DB-αでは3つの学ポタまでしか登録できませんが、登録した以外にも多くの学ポタを持っているかたも多いと思います。そして学ポタは日常の学業を通して増やしていくことができます。またレベルを上げていくことも可能です。
詳しくは下記の具体艇を参考にしてください
履修DB-αでの登録では下の11種類から3つまで選択できます。
選んだ学ポタは帳票の下段に記載されます。
一般的には課外活動は自らが「したくて選んだ活動」である場合が多く、学業活動は「しなくてはいけない活動」です。
課外活動で発揮したポータブルスキルと同様のポータブルスキルを登録した場合は、「したい場面でも」「しなければいけない場面」でも同様のポータブルスキルが発揮できることが伝わります。
また違うポータブルスキルを選んだ場合には、課外活動で発揮したポータブルスキル以外の多面的なポータブルスキルが伝わります。
また選択肢以外の学ポタがある方は「その他のポータブルスキル」を選んでください。その他のポータブルスキルには「主体性」「積極性」「リーダーシップ」「柔軟性」「協調力」「誠実さ」「決断力」「分析力」「発想力」などがあります。
学ポタの例を11用意しています。
この中で当てはまるものをいくつでも選んでください。
学ポタは性格分析ではないので、中にはすべてに当てはまる人もおられるかもしれません。
面接で指定された学ポタに関して、それを選んだ具体的な根拠を説明してください。
基本的には自己PRの伝え方と同様で「選んだ学ポタ」「選んだ理由」「具体的な考えや行動」の順で説明するのが一般的です。
ポイントは「該当する授業の数」「授業名」「単位数」「成績」など学ポタ履修表に記載されている事実を使って説明することです。
客観的事実を使って説明するので、ガクチカ・自己PRにように口頭だけの説明ではないので、必要以上にストーリー性やインパクト、あるいは話し方を気にする必要はありません。
また、面接官の持っている学ポタ履修表には「各授業の成績の希少性」「GPAの学部平均」などが記載されているので、事実とは違う脚色をして話すことはマイナスになる可能性があります。
つまり、過去の履修行動に表れている素の自分の長所をありのまま伝えることが重要です。
履修DB-αを利用している会社の意図は下記のようなものです
・現在の学生は多様な学ポタを保有しているから
・少しでも多面的な長所を見つける選考をしたいから
・学業を通じて仕事に必要なポータブスキルを伸ばせることを伝えたいから
・採用活動が学業を阻害しているという要因を、少しでも軽減させる効果があるから
学ポタの伝え方動画
学ポタレベルの上げかた動画
学ポタ実例動画
目標達成力・実行力
バイタリティ・タフさ
計画性・着実性
目標設定力・目標志向
知的好奇心旺盛
効率性・能率性
忍耐力・粘り強さ
傾聴力・コミュ力
知的能力・地頭
関係構築力
その他のポータブルスキル